2020/04/20 【重要】受験で差がつく~「数学力」~(応用編)
前回は「試行力」をつけるために例題を徹底的に覚えることが重要だといいました。
次に行う作業は、覚えた例題(点のこと)を結んで線にすることです。
点と点を結びつけるためには入試レベルの問題を解く以外ありません。私は時間に制限がないので難しい問題の場合、1~2時間考える場合もあります。皆さんにそんなに時間をかけられないので、最低でも20分は考えて下さい。考えることによってバラバラに記憶されていた点が整理され、以前より高い試行力が身に付きます。問題が解けなかった場合は解答を見ますが、どこで詰まったのかを分析します。公式が頭に入っていなければ、そもそも解けません。なので公式をしっかり覚え、その公式を使う例題を頭に叩き込みます。公式は解っていたけど、「この発想がなかった」という人は解法をしっかり理解し、その解法を覚えて下さい。そして、その日のうちに解き直し、また翌日にも解き直しをしましょう。解けなかった問題は、私も次の日には忘れます。
私はよく「数学は暗記科目」と生徒に言っています。漢字や単語と同様に、例題を反復して解き、解法をしっかり覚えよう。